話せば長い話の続編です。
たまたま用があって事務所に来て、PCを開けて、届いていた私のメー
ルを読んでくださって、あまりのうれしさに電話をしてくださった、とか。
『奈良に支部をぜひ、作ってください。
奈良だけがどうしても出てこなくて、づっと、づっと気になってたんです。』
講演会緑や本にもあったと思うのですが、大型動物は、県境で消えていき、一度絶滅したものは、二度と出てこないため(他府県から連れてきても、根付かない)大型動物を守るには、一つの県だけでは無理なのです。
”紀伊半島の熊”という形で、奈良、三重、和歌山が歩調を合わさないと守ることができないのですが、三重と和歌山には支部を立ち上げる動きが出てきているけど、奈良ではこれまで動きがなかったそうです。森山さんも奥山も見に来たり、働きかけてはいたけど、出てこなかくて、づっと気になってらしたそうです。
これは、信じられなかった。
奈良でも、そういう活動をされている方はたくさんいらっしゃるので、何らかの動きはあると思っていた。
そんな所に『奈良に支部はないですか?ないなら作りたいです』と、送ったメールが届いたので、連絡をくださったのでした。
『ぜひ、奈良に支部を作ってください!!』
『はい、作ります!』
簡単すぎるようだけど、言葉にするとこれしかなくて。
きっと、森山さんもそうなのだと思う。
自分の家が自営で杉や檜を扱う仕事をしていて、杉や檜に対しても、同じくらいの畏敬と愛情を持っていることを話すと、
『杉や檜はすばらしいですよね』、と間髪入れずに返ってきた。
問題なのは、荒れたままになってる人工林であり、奥山なのだと思う。
手がなくて荒らしてある場所を、落葉広葉樹に植え替えるお手伝いできたら、動物は生きていける、里に出てこなくなる、晴れても雨でも変わらずこんこんと湧き出る水源が蘇る
なんていうのが、全部にあてはまるかどうかはわからない。
そう、この活動に関わりたい、って思った時、一番感じたのは
『勉強しなくちゃいけない!!』
ってこと。
一つの角度からだけでなく、木に関わる方からの目線であるとか、実際に被害にあって困ってる方の目線であるとか、木や、森、水源、動物の生態、もう、知らないことばかり。
『知らない事がたくさんあるので勉強が必要だと思いました。』って、話すと
『私たちも今も勉強しています』
と、返ってくる。
その、小気味いいまでの即答と、大きくなっても原点からぶれない会の姿勢にものすごくうれしくなった。
今、紀伊半島側の熊は、絶滅に近いそうです。
有害駆除という名の元に、ほとんどが殺されてしまっているのが現状。
私は、声高に、だから反対!!
などと叫ぶつもりは毛頭ない。
だけど、この現状をたくさんの人に知って欲しいと切に思う。
自分の暮らし、水源に関わることであり、森を切り、水源をなくしてきた文明はいずれも滅びてきていることは誰もが知っている。
自分には関係のないことのようだけど、ほんとうに関係ないんだろうか
小さなことでも、一人一人にできることが、一人一人にしかできないことってあるんじゃないだろうか
少しでもそういう気持ちのある者が集まれば、できることがあるんじゃなかろうか
奈良支部という形があれば、集まる事ができる。
知恵を出し合うことができる、一人ではできないことができる
ないなら、作りましょうよ
周りの人に知らせることならできる
体力には自信がある
いろんな形の関わり方があると思います
熊森協会は、実践自然保護団体
と、森山さんは仰られました。
”愛は言葉でなく行動である”
まさに、その言葉通りの活動だと思います。
奈良支部立ち上げに向けて、協力をお願いしたいです。
森山さんの講演会もおねがいしたいです。
一緒に、熊森の奈良支部を立ち上げませんか。