児童書 11 Feb 2005 07:35 pm
『祈祷師の娘』 中脇初枝作(福音館)
2月10日
年末から読みかけていたこの本、入りきれなくて進まなかったけど、久しぶりに開いたら一気に物語に入った。
舞台は中学校の何気ない生活、友達関係であり、家庭での生活であるけれど、物語を通して、自分の居場所、存在価値を問いかけ、問いかけ・・・
祈祷師、という特別な家庭環境、複雑な親子関係、目に見えないものが見える悲しさ。
”世間”というこわさ。
いろんなものを背負っていく。
でも、最後まで、答えはでない。
主人公も、まだこれから探すのだろう。
でも、そうである自分を受け入れる覚悟ができた。
だから、希望で終わってるんだろう。
最後らへんは、泣けた。
気持ちが重なって泣けてきた。
何を感じて、と言うと、よくわからない。
でも、涙がこぼれてきて。
泣いたらすっきりした。
これは、読後感がそれぞれな本かもしれないなぁ。