児童書 21 Feb 2005 07:30 pm
『あのころはフリードリヒがいた』ハンス・ペーター・リヒター作(岩波少年文庫)
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中学校の頃、アウシュビッツを舞台とした『ホロコースト』というNHKの連続テレビを見て衝撃を受けた。ナチスのしたことに。同じ人間がしたことに。
心から湧き上がる疑問。
なぜ?
その頃から、どんなものを読んでも理解しえないこと。
でも、そんな時代があったことから目をそむけてはいけないと思う。
この本は、2001年にブックオフで見つけて買ったものの読み進めれなくて、気が付けば4年が過ぎていた。
久々に、読んでどよーんと落ち込んだ。
そうでないと生き残れなかった時代が、それを受け入れるしかなかったユダヤ人に。
どこまで悲しみを感じきれば許されるのだろう。
そんな中にあっても、見つけなければならない。
誰を責めることもできないのが悲しい。
特別なことでない、その時代ならどこにでもあるような話だというのが、なおさら後をひきます。
読んだことのある人がいたら、感想を聞かせてください。